世の中にはネガティブ寄りな人とポジティブ寄りな人がいますが、割合的にはネガティブな人が多いといわれています。精神科医の中には、世の中の7〜8割の人はネガティブ思考だという人もいます。

実際、人はネガティブな情報に強い興味と感心を持つ傾向があります。そもそも本来、人や動物には、生き残るために危険を察知する本能が備わっています。ネガティブ思考は、危険を察知して逃げるようにという心のサインであるため、それ自体が悪い訳ではありません。実際、不安や心配をして備えることは、ミスや失敗を避けるのに役立っています。

昨今では、専門家の中にも、そういったネガティブな感情を無理に抑制しない方が良いと考える人が出てきました。ネガティブな感情とは、怒り・悲しみ・苦しみ・妬みなどを指します。とはいえ、いつまでも怒り続けたり、他の人に怒りをぶつけたりするのはタブーです。そんなネガティブなオーラを常に振りまいていれば、周囲から嫌がられてしまい、結果的に孤立という形で自分に跳ね返ってきてしまいます。

ネガティブな感情が湧いた時に大事なのが、自分がその感情を感じていることを認め、どのようにマネジメントするかを考えることです。マネジメントする際、感情を感じ切る方法、リリースして手放す方法など色々なテクニックがあるので、ぜひ調べてみると良いでしょう。また、ネガティブな感情は、自分が頑なに握りしめている無駄な観念を気付かせてくれる役割も果たしています。自分を良い方向に変えるきっかけとして、ネガティブになる原因を掘り下げて、見つめてみても良いかもしれません。