人は社会に出て仕事をしている以上、大きなミスをして上司に怒られたり、クレームがきたり、同僚に陰口をたたかれたりと、何かしら落ち込むトラブルが起きるものです。さらに、社会で働いていない専業主婦といった場合でも、家事や育児に悩んだり、ママ友関係がギクシャクしてつらかったりと、身の回りのトラブルで落ち込むケースは少なくありません。すべての人がストレスに晒されている今、上手く感情をコントロールする方法はぜひ知っておきたいものです。

ネガティブな気持ちに陥りがちな人は、気分が落ち込んでいるときにネガティブな記憶を思い返す傾向があるといわれています。実際、落ち込んだ時、過去の嫌な思い出が引っ張り出されて、さらにネガティブ思考がぐるぐるループする経験をしたことはないでしょうか。そんなネガティブ思考のループを止めるためには、それをストップさせるよう意識することが欠かせません。

そこでおすすめなのが、自分の思考・感情を観察することです。ネガティブ思考は、厳密にいうと勝手に湧いてくる反応のようなものです。そもそも自分自身でコントロールできない思考は、自分のものではありません。瞑想のような感覚で、第三者の立場になり、静かに流れる思考を観察してみましょう。それを続けていくことで、ネガティブ思考のループから外れることができるようになります。慣れてくれば、突発的に湧いてくる思考・感情との間に余白が生まれ、冷静に対応できるようになってきます。

また、ネガティブな思考・感情は、エネルギーのようなものであり、しっかり出し切ることで心が軽くなります。出すといっても、決して人にぶつけるようなことはしてはいけません。良い方法として挙げられるのが、罵詈雑言を思う存分に紙に書き出し、破って捨てることです。そうすることで、自身の思考・感情を第三者目線で見ることができるうえ、ストレス発散にもつながります。なかなか心が晴れない人は、ぜひ実践してみてください。